はと/多可町

 みなさん、こんばんは。
 まずは、「うたごえ40周年記念・はと2008夏の集まり」の写真を、ヤフー・フォトのアルバムにアップしています。ログインのための、IDとパスワードは変更はありません。もし忘れた方とか、まだ知らない人は私のところへメールをください。折り返しお伝えします。
アルバム名は、私の写した「2008 7.26.27 夏の集まり」と、まり子の写した「2008 7.26.27 夏ま」です。サイズは少し落としていますから、もしオリジナルサイズのものが欲しい場合は、その旨をお知らせください。
 また、歌う会の録音も近日中にアップしますので、お楽しみに!
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 さあ、きょうは日曜日でした。夏期講習の最中でも、日曜日は休息ではなく、遊ばないと元気が出ません。兵庫県のど真ん中あたりの多可町(たかちょう)での、「火の鳥」を見に行って来ました。
 チケット代もさることながら、高速料金+ガソリン代がバカにならないので、まず、車はまり子さんの小さなほうで行くことにしました。先日の40周年記念のときもそうでした。そして、高速道路深夜割引をきかそうと思いはしましたが、早朝4時までにインターを通過して中に入っていないといけない。そのためには3時半に家をでる。ということは寝る時間はほとんどなし、というか寝たら起きられないので、結局徹夜。それはどうもねー、ということで名理屈を考えました。
 早朝に出発すると、現地には7時には着く。すると朝食を食べるだろう。暇だから、景色のいいところとかをぶらぶらするだろう。するとコーヒーを飲み、ソフトクリームを食べて、結局2人で2000円くらい使うだろう。それって、深夜割引で得をした料金そのものだ!ということはくたびれもうけだけで、ぜんぜん得になってねえ!
 したがって、普通に起きてトーストを食べて、9時過ぎに家を出ました。トイレ休憩で、吉備SAに入り、運転してちょっとお腹が空いたなあと思って、(この前、桃太郎パンと桃パンを買った、おいしくて有名な)パン屋をのぞくと、サンドイッチのうまそうなのが…。これならお腹に響かないだろう、食べるかー。飲み物にコーヒーを…。折角だから奮発して自動販売機で200円のものを買う。テーブルで食べていて、キョロキョロしていたら、何と今日は高速売店何タラの日で、SAのレストランとか商品が全品2割引なのです。そこで買ったのはー、岡山名物マスカット!  を入れたという、マスカット味のソフトクリーム。注文するとき、ふといやな予感が…、バニラか抹茶の定番にすべきだよ、お兄さんというささやきが聞こえましたが、ここは本場であることを信じて、買いました。
 食べました。異常に甘い!それはいいとして、香料がきつすぎだぜ!どうかいだってこれでは人工というのがばればれ。ま、少しは本物が入っていたとしても、力不足なので、香料と甘味料と着色料をたっぶり入れたのでねえかー?
 食べながら、ずっと前の同様な経験を思い出しました。あれは、そう鳥取花回廊。そこで、買ったものは何だ-?  そう、もちろん、二十世紀梨ソフトクリームー!砂糖水のように甘くて、香料がぎんぎんに効いているのは全く同じ状況。なぜかクリームの割合が少なくて、水っぽいところも同じ。
 やはり、ソフトクリームは、バニラ、抹茶、ミルク、またたびがいちばんです。広島県の県北のあちこちで売っているソフトクリームのほうがはるかに濃厚でおいしいですよ!しばしば、牧場の中に売店があって、牛ぐその匂いのする中で食べるのですが、それって最高かもねー。
 ここまでで一人あたり740円使った。二人では1480円。2割引がきいているので、ラッキー。それがなかったら、2000円弱で、無理しないでゆっくりと出発したら、しない予定の出費をしてしまったじゃわいなあ。
 まあ、それはおいといて、懐かしい中国道の加西ICで下りて、北上して多可町へ向かいました。ホールはすぐに分かりました。広い駐車場ですから車を置く心配は無用。先日の松原市と違うところは、食事どころがたくさんあって、しかもちゃんと営業しているところです。さらに大きなスーパーが複数あって、もちろんちゃんと営業しています。人が大勢往来しています。昼食のために、いちおう車で出ましたが歩いてもよかったです。近いところで、中身のわりにはちょっと高い感じのした定食を食べたあと、地図でチェックしていた町の名所へ行くことにしました。ロックフィルダム糀谷ダムとその翠明湖です。
 この湖を1周する翠明湖マラソンは有名のようです。隣の西脇市の西脇工業高校は駅伝で名を馳せているとか。この町は、棚田、お酒のおコメ山田錦、ラベンダーでも有名らしいです。
 再び来ることはあるまいと思う多可町ですが、ここだけは見ておこうと思いました。こんな湖です。小さなダムにしては思いのほか大きな湖です。風が強い。風が湖面を渡って吹き抜けています。


 波が起きて岸辺付近の水底の泥を巻き上げています。右下の木は、山漆とお見受けしましたが…。


 むむむ、歌う会にぴったりの設備がありました。風通しがよく、トイレもある。日差しは強烈ですが、日陰に入ると風のため涼しい。


 湖の中ほどに両岸をつなぐ橋がありました。暑いのをがまんして、歩いて真中まで行きました。ちょうど車を交わすために少し広くなっているところがあります。このときは、ここを渡って帰るとは思ってもいなかったので、歩いてきたのです。


 この湖へは、下を大回りしてダムを眺めながら登ってきました。実は、この橋を渡って向こうから山を下れば、すぐに多可町の中心部なのです。



 さて、2時より開演です。なんと会場付近に大勢の高校生がいました。この公演を全員で鑑賞するのでしょう。ちょっと不安になったのは、静かに見てくれるかなあ?ということですが、真剣に見たようです。実際に始まると、声1つしませんでした。
 席は確かに前から3列目のほぼ真中でしたが、イスについて、「平座の移動イス」ということでした。これって、ひょっとしてパイプイスじゃないでしょうね?町のホールは、多目的で作るから、客席といっても固定は途中からで前のほうはふだんは平らで何もないことがよくあるでしょう?あれって何をするんでしょうね?ダンスパーティー?でも行ってみて、良かったー、取り外しができる普通の鑑賞用の座席でした。ほっ。
 で、おもしろいのはね、最近、このブログに「ちひろ」さんて方が出没されているでしょう?松原市で公演後、葵君を囲んでわいわいやっているときに、ごいっしょした姫路在住の女性の方です。この火の鳥に出演していた、パク・トンハさんのファンなのですが、そのためにずっと火の鳥を追いかけておられるのです。倉敷にも来られました。このときもまり子さんが会っています。
 今回は、私たちは運良くチケットを手に入れられましたが、実は完売状態でしたので、今日はどうされるのかなあと思っていました。私の予想は、チケットが取れなかったら「残念無念、ちひろ、思わぬ不覚でござりました。」という内容のメールがくるはず、来ないということはちょっぴりサープライズで御登場と相成るのではござらぬかな?と思うとりましたが、そのとおりにござりました。私の面はばればれですが、私は1度ちょっと見ただけ、まり子さんは2回。通路ですらっとすれ違ったとき、あれ、あれ、あれ、あれ、っと2人とも思ったのですが、向こうがそのまま行っちゃったので、違うかなあ、でもきっと間違いないよ、と言っていたら、そう、間違いありませんでした。
 頑張られたみたいです。実際にチケットは完売でしたので、見えにくいので販売外になっていた前の端の席を何とかしてもらったようです。そのお礼を事務所の人に渡しておられたのを目撃したので、なかなか細やかなお人だと感心しました。この不便な町まで、電車×2+バスで来られて、バスの便が少ないので、帰りは電車の駅までお送りすることにしました。縁は異なもの不思議で粋なものですからね。みずからを「ミューおたく」と称してはばからないお方です。いろいろとお話を聞きたいし、また何かの折にいっしょに観劇もできたら素敵でしょう。
 で、本番に入りますが、ずばり申し上げて、敵はこの夏の猛暑だということです。これに先立つ南国高知での須崎と高知での2回の公演の疲れで、ばてばての夏ばて状態のようです。顕著だったのが、ブチ役のたごまゆちゃん。これは本人の弁ですから間違いありません。男性陣も全体にトーンを抑え気味で、
ここぞというところで、エネルギーを爆発させ、また回復を待ちつつ、次の爆発シーンを待つ感じ、といったらわかって頂けますか。帰りのロビー見送りも、渡部我王とブチの2人だけでさみしかったです。私は出るのが遅かったので、ひょっとしたら橘諸兄か吉備真備がいたかもしれません。客席の半分以上が例の高校生集団で、一般客のほうが少なかったです。おそらく町が公演を買って、高校生に無料か格安で見せて、その他の席を一般公演として売り出したのだと思います。いくら完売といっても、彼らがいないと満席にはできなかったようです。で、ふつう、その高校生たちは役者さんたちを取り巻くのですが、今回はどうだったのでしょう。取り巻いてくれるのだから、大勢が見送ったほうが印象がいいのですが、やっぱりすごく疲れていたのかなあ。
 お客の感想としては、私の隣のおばあちゃんたちが、いくつかの場面でおほめの言葉をぶつぶつと唱えておられて、「いいものを見せてもろうた」などと言っておられました。生徒達が熱心に見たようですし、最後の拍手も大きく、カーテンコールもちゃんと三回やったので、苦しいながらも上出来だったと思われます。
 しかし、全体に底力が感じられなくて、いくつかの場面での熱唱、雄叫びも空回り気味でした。ありていにいえば、劇としての形の出来は良かったけれども、精神の強さがにじみ出ていなくて、見るものの心の奥底に響かなかったということです。良かったけれども、立つ気持ちにはなれませんでした。そのまえに、立つことが意識に上らなかったのです。逆なふうに言えば、もっと下手でも、ぶるっと来るような演技には、いくつかであったことがありますね。
 ただ、私は涼子ちゃんの速魚の仕草と歌声にはどうしても涙を誘われます。てんとう虫の精ですから、ひよひよと弱々しく、かつしなやかに清らかに動く、それなら満点ですが、でもそれ以外は、私「大根だろ」まり子「突っ立っているだけ」と酷評なのです。でも、そのあと2人ともすぐに、「それがいいのよねえ」と来るから不思議です。声も高音がまっすぐに出ると、か細いようで芯がちょびっとある、きらきらするような外からの美しさではなく、何かしら心の中で響くような清純な音色なのです。あれって、本当に演技なの?または地のままで歌ってるの?よく分からないのです。いつかロビー見送りのときでもいいから、いろいろと話を聞きたいですねー、本当に。もう少し稽古を積めば、完成度を高められるという状況なのなら、そうしたほうがいいというのが一般論で、私としては、それならば今のままのほうがいい、だって完成してしまったら何か涼子ちゃんの大事なものが消えてしまう気がします。しかし、やっぱり女優としてやっていくからには、完成度を高めるべきで、それから自分本来のものを再・再現するようにすべきだろうとか。はてさてよーには分からんのであります。そもそもこういう話が素人の私たちが勝手に感想を述べて、ああだこうだと言っているのですから、根本的に話しにはなっていない気がしますね(笑)。
 でも、毎回涙するのは事実なのです。だから知りたいのです。あの拙さの中に、切ないほどの優しさが見え隠れするのは、なぜなのでしょう?何かちょっと次元が違うけれども、葵(あおい)にも、それから杏(あんず)にも似たようなものを感じます。それから、不良(?)の鵬(ほう)にもです!
 はずれたらごめん。私がよく分からない理由で私のひいきする、涼子ちゃん、葵、杏、鵬。彼ら、新しいわらび座世代に、偉大な未来あれ!
  

2008年08月03日 Posted by Poppo at 23:41Comments(4)