はと/韓国雪岳山(ソラクサン)②

みなさん、おはようございます。
11月1日、束草(ソクチョ)で快適に目が覚めて、ホテルを引き払います。今回は、荷物をすべてザックに詰めて山に持ち上げないといけないので、大変です。ヒゲソリ器も軽いのを新調しました。まずは、朝食ですが、とりあえずコンビニでパンとコーヒー牛乳でOKです。それから、ガスボンベ(家庭用でOK)を1本です。韓国の山小屋は、自炊が原則だからです。ガスボンベは飛行機に持ち込めないので、ここで購入しました。水は、ミネラルウォーターを売っているらしいのですが、不安なので500mlを2本買って持ち上げることにしました。これにお昼のお弁当を加えますから、けっこうザックぱんぱん、重くなりました。

①【登山口駐車場】
 バスターミナルに行き、ソラクサン登山口へのバスを聞くと、ここには来ないと言う。ええ、ここはバスターミナルじゃないのかい?うーん、昨日書いたとおり、郊外バスは市外バスターミナルから出るのは知っていますが、ここを通る(日本的常識)のじゃないのか。韓国の普通の人の英語力は、普通の日本人と同等か少し不足気味だと思います。要するに「アクロス、セブン」が分かったので、道路の向こうに行って待てば、7時に来るのだろうと解釈して、お礼を言って、とことこと大通りを渡ります。すると、おおバス停の標識がある。しかもバスが来た。7番の番号がついている。このことかもー!「ソラクサンカヨー?」このカヨーと言うのは、「マジカヨー」のカヨーではなく、「行きですか」の意味です。「ネー」=「はい」
 ところがバス料金が分からない。運転席の頭の上に何か表示されているのだが、急には解釈は無理。ということで、10000Wを出すと、だめだというジュスチャー。足らないのかい?昨日はイヤになるほど乗って23400Wだったのだぞ。まあ、座れということで座ると出発。早朝なのでほとんど乗客はなし。登山客を含めて数人。まちがいなくソラクサン行きのようです。途中の停留所は、人がいれば立ち寄る。いなければ素通り。で、ある停留所に止まりました。運転手が、さっきの10000Wをくれと言う。差し出すと、お店に入っていきました。これで分かりました。両替しないとだめだったんだ。運転手は何か自分の買い物もしています。おいおい、おいらのお金を使ってんじゃねえだろうな。ちゃんと1000Wを10枚渡してくれて、1枚を料金箱に入れろと言う。入れると、別のところからお釣りが出て来た。料金は700W、70円くらいですねー。山に向かって30分くらい乗ったと思います。
 で、着いたところが駐車場です。途中には、観光ホテルやモーテルやレストランが立ち並んでいました。ここにも、トイレ、売店、お食事どころが数軒あります。登山基地、観光地です。


②【ここが入り口】
 ソラクサンは国立公園です。入場料が要ります。250円でした。チケットを買って、地図をくれ、というと韓国語のものしかないと言う。良かったなあ、ハングルを読めるようにしておいて…。奥の入場門でもぎりの人が丁寧にあいさつをしてくれます。一昔前なら、ぶっきらぼうだったはずですが、若い人たちのマナーが良くなっているようです。ととと、アジュマたちが寄ってきました。「グロブ、グロブ」つまりグラブ、つまり手袋、何だか日本語に似ていますね。寒いから手袋が必要、したがって私から買ってくれと言っている。おいらは、ちゃんと持っていたので、見せると「おおー、あなたはすんばらすい」ときっと感心してくれたようです。


③【地図表示板】
 お決まりの地図表示板です。が、これは観光客用のものですね。山岳地帯まではカバーされていません。日本でしたら、登山の前に詳細な地図を用意して、あれこれとルートを考えますが、ここは少々難しい。理由は、38度線だからです。詳細な地図は公表されていないのです。ソラクサンは無数の尾根と渓谷が複雑に入り組んだ広大な山域です。地形図があるとおもしろそうなのですが、入手不可能のようですね。みんな、きわめて大雑把な地図を頼りにして登ります。


④【ツキノワグマ】
 おいおい、ここはクマが出るのかい?聞いていないぞ。でも、こんな大勢が登るのだから、出て来ないだろう。そういえば、日本の山と同じファッションの中高年がやけに多い。クマ除けスズをチリンチリンと鳴らしている。


⑤【ロープウェー】
 山の麓は観光地ですから、手軽なロープウェーもあります。権金城(クォングムソン)という山まで一気に連れていってくれます。今回は時間がないので割愛しましたが、次回は利用してみようと思っています。売店で、お昼ご飯のためにキムパブ(韓国海苔の巻き寿司ですが、酢は入っていません。)2本買いました。ちゃんと包丁で輪切りして、たくあんもつけてくれました。


⑥【道標】
 有料の国立公園だけあって、しっかりとした道標があります。これはずっと山頂付近まで続きます。だから自分勝手な行動をしない限り、地図は不要かもしれません。そうそう、ここでは自分勝手な行動はできません。自然保護区は、日本よりも相当に厳しく管理されていて、歩道より外を歩くことは法律違反になります。自然環境の中に土足で入ってはいけないのです。
 巍山(ウルサン)岩は、ばかでかい1つの岩でできた山です。韓国版エアーズロックですから、ぜひ次回は登ってみたいと思っています。上から眺めた写真がそのうち出てきますから待っていてください。
 今回は、新興寺(シヌンサ)→飛仙台(ピソンデ)へ回ります。一般観光客のピクニックはここまでですね。飛仙台(ピソンデ)はね、①の写真で、山の中央にズコンと突き出た岩が見えるでしょ。あれです。あれを谷底から見上げる場所までは、割とゆるい坂道ですから誰でも行くことができますが、そのあとはぐんぐんと高度を増す登山道になります。


⑦【雪岳山観光ホテル】
 観光ホテルとしては、これが最奥に位置するものです。といっても写真は表の売店の朝の様子ですから、よく分からないですね。ちょっとお金持ちが優雅に過ごすところです。もちろん彼らは山には登りません。このあたりをぶらぶらするだけでしょう。上高地の帝国ホテルと思って頂けたら近いものがあるかなあ。


⑧【新興寺】
 韓国も山の中にたくさんの寺院があります。このソラクサンにも10くらいあります。これは有名な寺、新興寺(シヌンサ)です。大きなお寺ですが、時間もないし興味もないので通過します。


⑨【大仏】
 お寺の中を抜けていると、大仏がありました。めちゃくちゃ大きいわけではありませんが、まあ大きいかな。この顔はきっとお釈迦様でしょう。


⑩【こんな道】
 しばらくはこんな道が続きます。なんせ観光地ですから。日本の上高地と思えばいいかもしれませんね。とにかく人が多い。こんなに登ったら、今夜の山小屋はどうなるんだろう、とふと不安になりましたが、まあ山頂まで行き着ける人はそう多くはいないでしょうね、きっと。山頂まで10kmくらいで、標準時間は8時間らしい。まあ、おいらなら6時間くらいかな?
 結果的には、8時から登り始めてマップ通りに8時間かかりました。写真を撮るのに時間を食ったし、まあ初めての山だからじっくりと登りました。でも最後の延々と続く急登はつらかったなあ。


ということで、今日はここまでです。なかなか山に登らないですね。登山口からしばらくのんびりと歩く距離がけっこうあるのです。観光地たるゆえんですね。明日は、登り始めますよ。


2008年11月18日 Posted byPoppo at 02:05 │Comments(0)

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