2008年06月23日
はと/原点
みなさん、こんにちは。今日は梅雨の日曜日、朝から少し家の仕事をしていました。蒸し暑いですねー。元気だったら、早朝から坊っちゃん劇場に出向いて、午前と午後の2ステージ見ることができたはずですが、残念です。
ところで、思い起こせば1年前、6月18日に、このブログを立ち上げています。今年は少し遅くなりましたが、あのときと同じ気持ちでもって、今日のこの記事を書いています。題して「原点」です。
細かくは考えていませんし、事務局というか、準備をしていく組織らしい組織もまだ未定ですが、今年もまた大勢集まって欲しいという気持ちを最も大事にして、このブログから始めて行こうと思っています。
事務局は、松山近郊のメンバーによる現地事務局と、ネット上のこのブログ事務局で活動すればいいでしょう。
日時は、昨年の話でも出たように、7月の末。実際には、坊っちゃん劇場での「わらび座ミュージカル 坊っちゃん!」のファイナル公演に合わせた、7月26日(土)と27日(日)です。
イベントとしては、昨年の調子ならば、26日の観劇・夕食会・お泊り会・27日の歌う会・昼食・観劇ですが、この他にアイデアがあれば御一報ください。
そして、今年は、「はと」の前身の「うたごえサークル」のメンバーだった方々にも、お知らせを送って、できるだけ集まっていただこうと思っています。さらに、「その後」のメンバーたちも連絡がつく人たちを探して、来てもらおうと思っています。私たちは、必ずどこかがつながっていると確信しています。
では、何人かのメンバーには、具体的に準備の話をさせてもらって、2008年度版お知らせハガキを作成、送付するようにしますね。
そして、またこのブログが、大勢の仲間の多くのコメントでにぎわうことを祈っています。
原点は、実はたくさんあって、しかも複合的なものですから、これとこれというふうにはなかなか言えないものでしょうね。でも、あえて出しました。いつまでも忘れられないもの、いつもふと口ずさんでしまう歌、死ぬまでにもう一度見たいもの、自分を変えたもの、などなどですね。今日は、「はと」の自分の原点について、いつも迷わずに指摘できることを取り上げてみました。
①【労働者作曲家 荒木栄】
もう、誰がなんといっても、この人との間接的な出会い。これが絶対に第一歩です。この誠実さにあふれた、そして信念を貫いた生き方、その音楽。

②【心はいつも夜明けだ】
最初、聞いて歌ったときは、「何、これー?言っていることはそれなりに分かるし、感動的だけれども、おいら学生なので、もう少し学生の観点というか、こうアカデミックな歌がいいなあ。」とか思いました。しかし、そのときもそう感じたし、今も感じる「工場の屋根に」のあたたかい響き。人が働いている場所。いくばくかの誇りと希望を抱いて働いている場所。年配の人と若者が語らっている場所。現代の日本には「こうば」は無くなったのだろうか。煙突や採光の天窓はなくなり、うなり声を上げ粉塵を撒き散らす機械は消えたが、姿を変えた「こうば」はきっとあると思う。「若者や娘達の胸が曇らぬよう」の古めかしいセリフが私は大好きです。自分の好きなものには、自分なりの真実がある。

③【仲間のうた】
私は、今でもときどき自分の部屋でピアノに向かって、この歌を歌うことがあります。ですが、けっして最後まで歌いきることができません。何度挑戦してもだめです。私の子供がまだ小さかったころから、その繰り返しです。そのたびに「ママー、またパパが歌を歌いながら泣いてるよー。」とやつらは大喜びでわめいていましたが、これは本当の話です。「さとうきび畑」もだめですね。あの曲を最後まで歌えるのは、さすがプロだと妙に感心してしまいます。その他、まだいくつかの歌が、最後まで歌えません。そんな話をみんなとしてみたいですね。泣けるものには、その中に自分がいて、やはり自分なりの真実がある。

④【荒木栄】
このあたたかさあふれた、この写真が心の糧。

⑤【わが母の歌】
夜中に車で芦田川の土手道を走りながら帰宅するとき、毎日のように喉から出る歌。大きく歌わないといけないから、つい夜中の車の中、となるのかもしれませんが、④の荒木栄の写真といちばん一体化した歌です。

⑥【わらび座 歌舞劇 東北の鬼】
見たい、死ぬまでにぜひとももう一度見たい。そして、わらび座の新しい世代の俳優さんたちに、ぜひともこの舞台を演じてもらいたい。せつにそう願います。
みちのくの霜の夜明け
家いえのとびらあけて
一人二人また一人
ものいわず寄りあうわれら。
戦いの長い坂をひたむきにかけてかけて
ついについにたどりついた勝どきのこの夜あけ。
いちにんもかけてはおらぬか
みんなおるか 仲間のものは。
よし 今こそ叫べ
南部三閉伊百姓ども
一揆の鬼のかちどきを。
(作 原由子 音楽 原太郎)
この最初の合唱にすべてがあると言ってもいいですね。真実とは重いものだ。その重いものを見たい。

⑦【愛媛労音合唱団 だんだん畑のうた】
だんだん畑は 汗のかたまり
おやじのじいさんの 汗のかたまり
重たい石をもっこでかつぎ
ひとつひとつ積みあげた 汗のかたまり
だんだん畑の仕事はきつい
じいさんの額のしわはだんだん畑のしま模様
じいさんの曲った腰は肩にめり込む石の重さを
鋼のように耐え抜いた
くる日も くる日も黙々と
木を切り倒し 根っこをおがし
鍬ふり上げて荒ら地にいどみ
命きざんで耕した
空へ 空へ
空へとどけと耕した
空へ
(詩 山口温敏 作曲 門田志朗)
「労音合唱団」懐かしい響きです。とそればかり思っていましたが、まだあるところにはある!!ことを、このブログを通して教えられました。そうだなあ、愛媛労音合唱団は確かに存在していたのだから、いわゆるOBは確実におられるはず。もう一度、この歌を歌いたい。「ローオン」という音の響きにもかかわらず、キラキラした笑顔で歌う人たちが集まっていた。このあと、合唱組曲「石鎚」をやりました。当時の私は、何より、このような詩を書く人、曲を作る人が本当に愛媛にいるということに大変驚いたことを覚えています。そうやって愛媛の風土が大好きになっていきました。

⑧【はと第1回定期演奏会】
いろいろあった。今でもまだまだいろいろ言える。第1歩だった。恥ずかしいような第1歩だったけれども、いちばん大切な第1歩だった。

⑨【第1回定演の寄書き】
みなさん、まだパンフレットを持っておられますか?さすがに私も、このとき何と書いたか忘れていました。自分の書いたものを見ても、本当に記憶にございませんです。そういえばー…くらいの気持ちです。みんなのをそれぞれ読んでいくと、がしがしと心臓を打ちつけられるような、妙な感慨に襲われます。本当にこの中には「青春」がある。今時分になると、絶大な真理として感じられますね。少しずつ、このタイプのものをアップしていきます。きっと多くのみなさんが散逸、またはあるにしてもすぐには出てこないと思いますから。

⑩【劇団四季ファミリーミュージカル 雪ん子】
ミュージカルがそろそろ日本でも流行りかけていました。日本のオリジナルミュージカルがいろいろな団体で作られつつありました。斎藤隆介原作、いずみたく音楽のこのミュージカルは、私の心に、「これならできる。このようなものを作ろう。」という気持ちを持たせました。これも、いつも見たいと思っているミュージカルです。幕開けの、みなしごスリの子供達の合唱とダンスで、即落涙します。
雪よ降れ降れ、粉雪小雪
雪よ降れ降れ、おいらの江戸の町
親のある子に、負けてたまるか
雪よ降れ降れ、どんどん積もれ

⑪【松竹映画 同胞(はらから)】
そして山田洋次監督の映画「同胞」です。これについてはもう言わずもがなでしょう。東北岩手のロケ地に2度行きました。また行きたい。そして、そこでこの映画に携わった人たちがまだいて、また彼らと話したい。工藤金子さんは、元気でやっているかなあ。あの人たちは、「同胞はまだ生きている」と言っています。そう、日本のあちこちで生きています。山田監督のいちばんの傑作はこれだ!と言う人は多いのです。

⑫【統一劇場ミュージカル ふるさと】
映画「同胞」とくると、当然これですね。映画劇中劇として出てくる、すばらしいミュージカル。音楽担当の岡田京子さんにもぜひ一度でいいから一目だけお会いしたい。石塚さんの詩による主題歌で、「送電線と麦畑」の出てくるところの「送電線」は私にとってすごいショックでした。自然を愛する私としましては、自分の詩の中に、人工物が登場することなどもってのほかだったのですが、この「送電線と麦畑」には、うなって脱帽するしかなかったです。山田監督もきっと、岩手県松尾村には、そのような風景があるので、ロケ地に選ばれたのかもしれません。

以上、とりあえずの「原点」を載せました。「はと」の原点は、視点を変えれば、まだまだあります。そんなものを今年もぼちぼち出していきましょう。きっと多くのみんなも同じ想いだと思いますので。
それでは、みなさん、そろそろ7月の集まりに向けて、気持ちを高めていきましょうね。
ところで、思い起こせば1年前、6月18日に、このブログを立ち上げています。今年は少し遅くなりましたが、あのときと同じ気持ちでもって、今日のこの記事を書いています。題して「原点」です。
細かくは考えていませんし、事務局というか、準備をしていく組織らしい組織もまだ未定ですが、今年もまた大勢集まって欲しいという気持ちを最も大事にして、このブログから始めて行こうと思っています。
事務局は、松山近郊のメンバーによる現地事務局と、ネット上のこのブログ事務局で活動すればいいでしょう。
日時は、昨年の話でも出たように、7月の末。実際には、坊っちゃん劇場での「わらび座ミュージカル 坊っちゃん!」のファイナル公演に合わせた、7月26日(土)と27日(日)です。
イベントとしては、昨年の調子ならば、26日の観劇・夕食会・お泊り会・27日の歌う会・昼食・観劇ですが、この他にアイデアがあれば御一報ください。
そして、今年は、「はと」の前身の「うたごえサークル」のメンバーだった方々にも、お知らせを送って、できるだけ集まっていただこうと思っています。さらに、「その後」のメンバーたちも連絡がつく人たちを探して、来てもらおうと思っています。私たちは、必ずどこかがつながっていると確信しています。
では、何人かのメンバーには、具体的に準備の話をさせてもらって、2008年度版お知らせハガキを作成、送付するようにしますね。
そして、またこのブログが、大勢の仲間の多くのコメントでにぎわうことを祈っています。
原点は、実はたくさんあって、しかも複合的なものですから、これとこれというふうにはなかなか言えないものでしょうね。でも、あえて出しました。いつまでも忘れられないもの、いつもふと口ずさんでしまう歌、死ぬまでにもう一度見たいもの、自分を変えたもの、などなどですね。今日は、「はと」の自分の原点について、いつも迷わずに指摘できることを取り上げてみました。
①【労働者作曲家 荒木栄】
もう、誰がなんといっても、この人との間接的な出会い。これが絶対に第一歩です。この誠実さにあふれた、そして信念を貫いた生き方、その音楽。

②【心はいつも夜明けだ】
最初、聞いて歌ったときは、「何、これー?言っていることはそれなりに分かるし、感動的だけれども、おいら学生なので、もう少し学生の観点というか、こうアカデミックな歌がいいなあ。」とか思いました。しかし、そのときもそう感じたし、今も感じる「工場の屋根に」のあたたかい響き。人が働いている場所。いくばくかの誇りと希望を抱いて働いている場所。年配の人と若者が語らっている場所。現代の日本には「こうば」は無くなったのだろうか。煙突や採光の天窓はなくなり、うなり声を上げ粉塵を撒き散らす機械は消えたが、姿を変えた「こうば」はきっとあると思う。「若者や娘達の胸が曇らぬよう」の古めかしいセリフが私は大好きです。自分の好きなものには、自分なりの真実がある。

③【仲間のうた】
私は、今でもときどき自分の部屋でピアノに向かって、この歌を歌うことがあります。ですが、けっして最後まで歌いきることができません。何度挑戦してもだめです。私の子供がまだ小さかったころから、その繰り返しです。そのたびに「ママー、またパパが歌を歌いながら泣いてるよー。」とやつらは大喜びでわめいていましたが、これは本当の話です。「さとうきび畑」もだめですね。あの曲を最後まで歌えるのは、さすがプロだと妙に感心してしまいます。その他、まだいくつかの歌が、最後まで歌えません。そんな話をみんなとしてみたいですね。泣けるものには、その中に自分がいて、やはり自分なりの真実がある。

④【荒木栄】
このあたたかさあふれた、この写真が心の糧。

⑤【わが母の歌】
夜中に車で芦田川の土手道を走りながら帰宅するとき、毎日のように喉から出る歌。大きく歌わないといけないから、つい夜中の車の中、となるのかもしれませんが、④の荒木栄の写真といちばん一体化した歌です。

⑥【わらび座 歌舞劇 東北の鬼】
見たい、死ぬまでにぜひとももう一度見たい。そして、わらび座の新しい世代の俳優さんたちに、ぜひともこの舞台を演じてもらいたい。せつにそう願います。
みちのくの霜の夜明け
家いえのとびらあけて
一人二人また一人
ものいわず寄りあうわれら。
戦いの長い坂をひたむきにかけてかけて
ついについにたどりついた勝どきのこの夜あけ。
いちにんもかけてはおらぬか
みんなおるか 仲間のものは。
よし 今こそ叫べ
南部三閉伊百姓ども
一揆の鬼のかちどきを。
(作 原由子 音楽 原太郎)
この最初の合唱にすべてがあると言ってもいいですね。真実とは重いものだ。その重いものを見たい。

⑦【愛媛労音合唱団 だんだん畑のうた】
だんだん畑は 汗のかたまり
おやじのじいさんの 汗のかたまり
重たい石をもっこでかつぎ
ひとつひとつ積みあげた 汗のかたまり
だんだん畑の仕事はきつい
じいさんの額のしわはだんだん畑のしま模様
じいさんの曲った腰は肩にめり込む石の重さを
鋼のように耐え抜いた
くる日も くる日も黙々と
木を切り倒し 根っこをおがし
鍬ふり上げて荒ら地にいどみ
命きざんで耕した
空へ 空へ
空へとどけと耕した
空へ
(詩 山口温敏 作曲 門田志朗)
「労音合唱団」懐かしい響きです。とそればかり思っていましたが、まだあるところにはある!!ことを、このブログを通して教えられました。そうだなあ、愛媛労音合唱団は確かに存在していたのだから、いわゆるOBは確実におられるはず。もう一度、この歌を歌いたい。「ローオン」という音の響きにもかかわらず、キラキラした笑顔で歌う人たちが集まっていた。このあと、合唱組曲「石鎚」をやりました。当時の私は、何より、このような詩を書く人、曲を作る人が本当に愛媛にいるということに大変驚いたことを覚えています。そうやって愛媛の風土が大好きになっていきました。

⑧【はと第1回定期演奏会】
いろいろあった。今でもまだまだいろいろ言える。第1歩だった。恥ずかしいような第1歩だったけれども、いちばん大切な第1歩だった。

⑨【第1回定演の寄書き】
みなさん、まだパンフレットを持っておられますか?さすがに私も、このとき何と書いたか忘れていました。自分の書いたものを見ても、本当に記憶にございませんです。そういえばー…くらいの気持ちです。みんなのをそれぞれ読んでいくと、がしがしと心臓を打ちつけられるような、妙な感慨に襲われます。本当にこの中には「青春」がある。今時分になると、絶大な真理として感じられますね。少しずつ、このタイプのものをアップしていきます。きっと多くのみなさんが散逸、またはあるにしてもすぐには出てこないと思いますから。

⑩【劇団四季ファミリーミュージカル 雪ん子】
ミュージカルがそろそろ日本でも流行りかけていました。日本のオリジナルミュージカルがいろいろな団体で作られつつありました。斎藤隆介原作、いずみたく音楽のこのミュージカルは、私の心に、「これならできる。このようなものを作ろう。」という気持ちを持たせました。これも、いつも見たいと思っているミュージカルです。幕開けの、みなしごスリの子供達の合唱とダンスで、即落涙します。
雪よ降れ降れ、粉雪小雪
雪よ降れ降れ、おいらの江戸の町
親のある子に、負けてたまるか
雪よ降れ降れ、どんどん積もれ

⑪【松竹映画 同胞(はらから)】
そして山田洋次監督の映画「同胞」です。これについてはもう言わずもがなでしょう。東北岩手のロケ地に2度行きました。また行きたい。そして、そこでこの映画に携わった人たちがまだいて、また彼らと話したい。工藤金子さんは、元気でやっているかなあ。あの人たちは、「同胞はまだ生きている」と言っています。そう、日本のあちこちで生きています。山田監督のいちばんの傑作はこれだ!と言う人は多いのです。

⑫【統一劇場ミュージカル ふるさと】
映画「同胞」とくると、当然これですね。映画劇中劇として出てくる、すばらしいミュージカル。音楽担当の岡田京子さんにもぜひ一度でいいから一目だけお会いしたい。石塚さんの詩による主題歌で、「送電線と麦畑」の出てくるところの「送電線」は私にとってすごいショックでした。自然を愛する私としましては、自分の詩の中に、人工物が登場することなどもってのほかだったのですが、この「送電線と麦畑」には、うなって脱帽するしかなかったです。山田監督もきっと、岩手県松尾村には、そのような風景があるので、ロケ地に選ばれたのかもしれません。

以上、とりあえずの「原点」を載せました。「はと」の原点は、視点を変えれば、まだまだあります。そんなものを今年もぼちぼち出していきましょう。きっと多くのみんなも同じ想いだと思いますので。
それでは、みなさん、そろそろ7月の集まりに向けて、気持ちを高めていきましょうね。
Posted by Poppo at 00:17Comments(0)||
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