はと/ベトナムの男の子

 みなさん、こんばんは。明日は予定通り、坊っちゃん劇場へ参ります。今のところ、ファブとケシコと1時に待ち合わせの予定です。

 少し前のことになりますが、ベトナムのトゥイさんが日本に来てもうすぐベトナムに帰るという矢先に、「少し悲しい話」と題したメールを送ってきました。
それには、ベトナムの一人のかわいそうな男の子のことが記されていました。未成年、未婚の母によって、ジャングルに捨てられた赤ちゃんの話です。親によって望まれなかった子供をジャングルに捨てなければならない状況もさることながら、かろうじて命を救われた子供を守る体制が国にないこと、そのような子供を育てる社会組織がないことを嘆いておられました。経済的な面以外でも、ベトナムはまだまだ遅れていて、日本に学ばなければならないと言われています。
 そして、トゥイさんは、その子のために何かできることはないかと考えて、援助の輪を広げるつもりでいます。たとえば義足のための募金活動をするとかです。ベトナムと日本で多くの人々に呼びかけたいと言われていますので、また私のほうから、みなさんにお願いするかもしれません。とりあえずお知らせです。
 日本の義足は世界一と言ってもいいくらい優秀ですし、神経とつなげて意志どおりうごかすことのできるものもあるようです。そして、不要になった義足を別の人に与えるような組織もあるようですから、そういう組織とつながったらいいと思っています。
 以下は、ベトナムのウェブ新聞に載った記事をトゥイさんが(たぶん機械翻訳の力も借りて)日本語に直したものを掲げておきますから、御一読のほどをお願いします。

2006年7月のある日、Nui Thanh(Quang Nam)という所の近くにある山にある男の子が自分の母親に捨てられました。男の子が地元の人に見つけられた時は、彼の右足、金玉、そしてペニスの3分の1まで野生動物に加えられ、出血が酷い状態でした。早速、病院に運ばれましたが、3日間も飲食なしの彼、そして野生動物にまで体の一部分を銜えられたので、当時の関係者は絶望ばかりでした。しかし、当時の医者はチャンスが後一つしか残っていなくても彼を救わなければならないという気持ちで、彼の命を救う手術が行われました。当時の彼は、まだ1か月も経っていない幼児でした。
手術は見事に成功し、彼の命をなんとか救うことができました。右足は後12cm残っていて、神経は正常に動いているので、義足をつけることにしました。彼の成長に合わせて13歳まで毎年ごとに新しい義足をつけ直していかなければなりません。13歳からは彼の成長状態を見て新しい義足のつけ直す期間を判断するのです。
また、金玉とペニスの3分の1がなくなったため、男性ホルモン不足による病気などが発生しないように、彼は死ぬまで一生、定期的に体に男性ホルモンを補足しなければならないのです。
 目が大きく、とても可愛らしい子です。
 
退院後はある家族に受け入れてもらい、現在は2歳で元気よくその家族と暮らしています。家の中では両手と残った左足で地面を這っていく感じで移動していますが、とても活発で頭がいい子です。まだ、2歳ですが、回りに対する気遣いがよく、やさしい心を持っています。彼は、自分は他の人と違っていると早くも気が付いて、それに恥を持っているかのように、病院に行く時も家族の人がいないと絶対にお医者さんに診てもらわないのです。
現在は、義足をつける治療と性器についての治療を受け続けています。性器についての治療で、女の子に性転換した方がいいのではないかと医者から意見もありましたが、あれだけ酷い目にあっても強く生きてきたので、これからも男の子として強く生きてほしいと現在の彼の両親が医者の意見を固く断りました。
彼の戦いはこれからもまだまだ続きます。
 初めて義足をつけた時の彼

 




2008年07月06日 Posted byPoppo at 02:45 │Comments(2)

この記事へのコメント
うーん。
ずっしり。。。。
Posted by takuan at 2008年07月08日 06:21
ただいま、トゥイさんが詳細を調べていると思います。ガセネタの可能性もあるしね。日本でも生まれたばかりの赤ちゃんを放置するのは、けっこうあるよなあ。不幸中の幸いなのは、おそらく記憶にははっきりと残らない点だと思う。
Posted by Poppo at 2008年07月08日 16:03
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