はと/クライマーズ・ハイ
みなさん、こんにちは。
タクアンがぼそぼそと書き込んでいますね。「気持ちだけでも参加」という一言に、まさに気持ちが集約されている気がします。海外赴任ってけっこうおもしろいと、私は思ってしまうのですが、遠方に長期となると体にも心にも相当負担になるでしょう。私自身は、上海か大連に1年くらいと思っているので…。もうすぐ日本に帰れるかも、と思いながら、なかなかその辞令が出ないと余計に気疲れしますよね。そういう彼のためにも、このブログを更新して、また、1年の集まりをずっと続けたいと思います。
次の写真は、走っている高速道路から、私がまり子さんに写してくれと頼んだ写真ですから、ばしっと決まってはいませんが、雰囲気が出ているので載せます。場所は、今治ICからすぐ見える、来島ドックのクレーン群のあるところ。こういう写真を撮りたかった。荒木栄の「心はいつも夜明けだ」の感じがするのです。広島県の三原市に、幸陽ドックというのがあり、その裏を通っていて、5時の終業のサイレンが鳴って、しばらくすると裏口から、わーっと大ぜいのドックの従業員(労働者!)が、楽しそうに走り出て来たのを見たことがあります。道を挟んで、ドックの独身寮やら社員寮のビルがあって、そこへ帰ったりするのでしょう。今日の仕事が終わって、これから自分の時間を過ごせる楽しさが顔いっぱいにあふれていました。外へ遊びにいったり、家族の待つ家へ帰るのでしょう。そのまえに一風呂ですね。ドックの仕事が厳しいのかどうか、労働改善はされているのかどうか、そのようなことは全くわかりませんが、どちらにせよ、働く人たち、大勢の人間のうれしい姿にめちゃくちゃ感動した記憶があります。もう、道路に車が来ているのに、わーっと道いっぱいに走り出てくるのですよ。ひょっとしたら、海外からの移民労働者たちが多くいたのかもしれません。ともあれ、「一日の仕事が終わった喜び」があのように鮮烈に表現できるってことを忘れていました。いつも仕事をしているような気分から抜け出れない毎日。どこにいても何をしていても、仕事のことが気になる我が身。多くのみなさんがそうですよね。何とかしなくっちゃーね。でも、そうこうしているうちに定年になるかもー。が、しかし、働くってことはみじめであってはなりませんね。せめて、終わったときは、わはははと笑いたい。

ところで報告が遅くなりましたが、「クライマーズ・ハイ」はかなりのお勧め映画です。私は、5日に福山での封切りを見ました。午前中でしたが、まあまあの入りでした。日航ジャンボ123便墜落という歴史的大事件を扱ったものだけに、力の入った映画でした。そう、本当に久しぶりに、力の入った映画を見た気がしました。こう、ぐぐぐっとこぶしを握り締めて、膝に置いたままで見る!そういう見方をしたい人はぜひご覧下さい。
6日に、ファブとケシコと会ったときに、ケシコが袋から取り出したものが、まさにこのクライマーズ・ハイのリーフレットでした!やはり初日に見たんだって!「良かった良かった、ぜひポッポさんも見て下さい!」と言って差し出してくれたのだけれども、うーん、今思えば、「おお、もう見たの?僕もぜひ見ようとは思っているんだ。そんなに良かった?」と合わせてあげればよかったかもーと思いまする。(KYだった???)もちろん、ファブも見るそうな。
主演の堤真一さんは、「Always三丁目の夕日」でお気に入りの役者さんになりました。堺雅人さんは、きっとぜんぜん知りませんでしたが、なかなかの好演技をする人です。若い割には渋くてよいよ。若手にこんな俳優さんがいるとは、日本映画の未来は明るいとまで思ってしまいました。映画そのものは安作りでしたねー。墜落現場の撮影セット現場は1ヶ所した作られていなかったし、谷川岳、一ノ倉沢、衝立岩の映像もちょびっとで、ロッククライミングのシーンも迫力不足。でもスタントマンを使わないのならば仕方がないかもしれません。ま、それはさておき、新聞というメディアそのものが命をかけて、何をどう報道するかというテーマが重たく面白いものでした。けっこう古くさいテーマですが、やっぱりいいですよー、重たいものは。
あのとき、私は南アルプス(甲州、群馬県です)にいました。山頂付近を歩いていて、北方向の空にやけに爆音がするなあと思っていました。捜索のヘリが何機も飛んでいたのですね。やがて、山小屋のニュースで、山中に落ちたらしい、と聞いてびっくり仰天大変だ!そのとき現に標高3000mの稜線にいたわけですから、この真夏の暑いときに、こんな山岳地帯に落ちたら、どうしようもないぜよ、いったいどげんすっとか、と思いながらも、私の脚は前へ前へやがてやがて下へ下へと進んで行きました。下山してまたすっとこどっこい魂消たびっくらこいた。甲州街道に自衛隊の車がどんどん走っていて、さながら戦争、演習状態でした。そうして大渋滞の中をバスがのろのろ走ります。しかも、バスの中は超満員。最悪なことにわたしゃ座席にありつくことができずにいました。3時間以上も立ちっぱなし揺られっぱなしで、甲府までつらい旅をしました。いろいろな意味で暑いお盆でしたねえ。広島の8月6日も毎年暑いです。






横山秀夫さんの原作も読まれたらいいと思います。相当、原作に忠実に作られた映画ですが、自分の想像力を働かせるのが好きな方は、原作の文章がいいですよ。文春文庫で安く手に入ります。
それでは、メシ食って仕事さ行きますだ。
タクアンがぼそぼそと書き込んでいますね。「気持ちだけでも参加」という一言に、まさに気持ちが集約されている気がします。海外赴任ってけっこうおもしろいと、私は思ってしまうのですが、遠方に長期となると体にも心にも相当負担になるでしょう。私自身は、上海か大連に1年くらいと思っているので…。もうすぐ日本に帰れるかも、と思いながら、なかなかその辞令が出ないと余計に気疲れしますよね。そういう彼のためにも、このブログを更新して、また、1年の集まりをずっと続けたいと思います。
次の写真は、走っている高速道路から、私がまり子さんに写してくれと頼んだ写真ですから、ばしっと決まってはいませんが、雰囲気が出ているので載せます。場所は、今治ICからすぐ見える、来島ドックのクレーン群のあるところ。こういう写真を撮りたかった。荒木栄の「心はいつも夜明けだ」の感じがするのです。広島県の三原市に、幸陽ドックというのがあり、その裏を通っていて、5時の終業のサイレンが鳴って、しばらくすると裏口から、わーっと大ぜいのドックの従業員(労働者!)が、楽しそうに走り出て来たのを見たことがあります。道を挟んで、ドックの独身寮やら社員寮のビルがあって、そこへ帰ったりするのでしょう。今日の仕事が終わって、これから自分の時間を過ごせる楽しさが顔いっぱいにあふれていました。外へ遊びにいったり、家族の待つ家へ帰るのでしょう。そのまえに一風呂ですね。ドックの仕事が厳しいのかどうか、労働改善はされているのかどうか、そのようなことは全くわかりませんが、どちらにせよ、働く人たち、大勢の人間のうれしい姿にめちゃくちゃ感動した記憶があります。もう、道路に車が来ているのに、わーっと道いっぱいに走り出てくるのですよ。ひょっとしたら、海外からの移民労働者たちが多くいたのかもしれません。ともあれ、「一日の仕事が終わった喜び」があのように鮮烈に表現できるってことを忘れていました。いつも仕事をしているような気分から抜け出れない毎日。どこにいても何をしていても、仕事のことが気になる我が身。多くのみなさんがそうですよね。何とかしなくっちゃーね。でも、そうこうしているうちに定年になるかもー。が、しかし、働くってことはみじめであってはなりませんね。せめて、終わったときは、わはははと笑いたい。

ところで報告が遅くなりましたが、「クライマーズ・ハイ」はかなりのお勧め映画です。私は、5日に福山での封切りを見ました。午前中でしたが、まあまあの入りでした。日航ジャンボ123便墜落という歴史的大事件を扱ったものだけに、力の入った映画でした。そう、本当に久しぶりに、力の入った映画を見た気がしました。こう、ぐぐぐっとこぶしを握り締めて、膝に置いたままで見る!そういう見方をしたい人はぜひご覧下さい。
6日に、ファブとケシコと会ったときに、ケシコが袋から取り出したものが、まさにこのクライマーズ・ハイのリーフレットでした!やはり初日に見たんだって!「良かった良かった、ぜひポッポさんも見て下さい!」と言って差し出してくれたのだけれども、うーん、今思えば、「おお、もう見たの?僕もぜひ見ようとは思っているんだ。そんなに良かった?」と合わせてあげればよかったかもーと思いまする。(KYだった???)もちろん、ファブも見るそうな。
主演の堤真一さんは、「Always三丁目の夕日」でお気に入りの役者さんになりました。堺雅人さんは、きっとぜんぜん知りませんでしたが、なかなかの好演技をする人です。若い割には渋くてよいよ。若手にこんな俳優さんがいるとは、日本映画の未来は明るいとまで思ってしまいました。映画そのものは安作りでしたねー。墜落現場の撮影セット現場は1ヶ所した作られていなかったし、谷川岳、一ノ倉沢、衝立岩の映像もちょびっとで、ロッククライミングのシーンも迫力不足。でもスタントマンを使わないのならば仕方がないかもしれません。ま、それはさておき、新聞というメディアそのものが命をかけて、何をどう報道するかというテーマが重たく面白いものでした。けっこう古くさいテーマですが、やっぱりいいですよー、重たいものは。
あのとき、私は南アルプス(甲州、群馬県です)にいました。山頂付近を歩いていて、北方向の空にやけに爆音がするなあと思っていました。捜索のヘリが何機も飛んでいたのですね。やがて、山小屋のニュースで、山中に落ちたらしい、と聞いてびっくり仰天大変だ!そのとき現に標高3000mの稜線にいたわけですから、この真夏の暑いときに、こんな山岳地帯に落ちたら、どうしようもないぜよ、いったいどげんすっとか、と思いながらも、私の脚は前へ前へやがてやがて下へ下へと進んで行きました。下山してまたすっとこどっこい魂消たびっくらこいた。甲州街道に自衛隊の車がどんどん走っていて、さながら戦争、演習状態でした。そうして大渋滞の中をバスがのろのろ走ります。しかも、バスの中は超満員。最悪なことにわたしゃ座席にありつくことができずにいました。3時間以上も立ちっぱなし揺られっぱなしで、甲府までつらい旅をしました。いろいろな意味で暑いお盆でしたねえ。広島の8月6日も毎年暑いです。






横山秀夫さんの原作も読まれたらいいと思います。相当、原作に忠実に作られた映画ですが、自分の想像力を働かせるのが好きな方は、原作の文章がいいですよ。文春文庫で安く手に入ります。
それでは、メシ食って仕事さ行きますだ。
2008年07月08日 Posted byPoppo at 10:54 │Comments(1)
この記事へのコメント
takuanです。
堤真一の映画は、[地下鉄に乗って]、[フライ、ダディ、ダディ] などを見ました。地下鉄に乗って、あたりから独特の個性が出てきましたよね。彼の持ち味がすごく出ていて楽しめます。
なお123便の当日は瀬戸内海の島(愛媛)にいました。
TVのニュースが何度も流れ、あの映像、ずっと刻まれています。
落ちていく飛行機の中で家族に書いた遺書、何人も泣いたことでしょう。
堤真一の映画は、[地下鉄に乗って]、[フライ、ダディ、ダディ] などを見ました。地下鉄に乗って、あたりから独特の個性が出てきましたよね。彼の持ち味がすごく出ていて楽しめます。
なお123便の当日は瀬戸内海の島(愛媛)にいました。
TVのニュースが何度も流れ、あの映像、ずっと刻まれています。
落ちていく飛行機の中で家族に書いた遺書、何人も泣いたことでしょう。
Posted by takuan at 2008年07月09日 05:52


