はと/坊っちゃん!ファイナル

 みなさん、こんばんは。今日は連続で入れます。まどろこしいと思われる人もおられると思いますのでね。
 2008夏の集まりの最後を締めくくるものは、わらび座ミュージカル「坊っちゃん!」のファイナル公演の本当のファイナルの観劇です。昨年は、オトミの出演していた「吾が輩は狸である」が上演されていて、そしてオトミを中心に、「はと」が30年ぶりに集まることができました。その前の年の坊っちゃん劇場の柿落とし公演の「坊っちゃん!」のときも、私やBUNやガイチ君など、ちらちらと集まり始めて、なにやらおぼろげながら考え出していました。あるときなどは、正月に私の家はどうかの話もしていました。福山は関西と四国の中間点でいいのではないかということです。しかし、昨今の、塾の仕事が正月返上という状況になるに及んで頓挫していたのです。
 しかし、松山近郊の東温市にわらび座の坊っちゃん劇場ができました。これは大きかった。わらび座公演、夏の民文研といろいろと関わりのあった、わらび座の常設劇場ができる!福山にいた私には、天から降ってきた夢のような話でした。残念ながら、大学内での「はと」の存続は困難でした。もし、今もって活動が続いているならば、よくあるOB会のような別の形での集まりがあったかもしれません。しかし、それはない。ないということは、まず拠点がないということで、まるで根無し草なのです。そんな状況で、現われてきた坊っちゃん劇場は天の助けでした。ある意味で、坊っちゃん劇場がなかったら、昨年と今年の集まりはなかったかもしれないと、ふと思うのです。(そのせいもあって、私は高い橋代にも関わらず、せっせと通っておりまする、はい。)
 でもねー、あの30年の空白がかえって良かったのかもしれない。30年の空白でも消えないものは、要するに本物だったのです。そのことが実感されました。悩み、喜び、青春、仲間、友情、希望、私たちが経験したものは、本物でした。本当に経験する価値があった汗と涙と歓声だったのですね。その深さと尊さを30年という月日が支えてくれています。昨年、誰かが言いました。「30年前が一瞬にして昨日のことのようになってしまった。」と。
 では、私たちの第二の心のふるさとになりつつある、坊っちゃん劇場での「坊っちゃん!」ファイナルを見ましょう。
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 古の松山の街をイメージした帳が下りていて、「ありふれた人生」のピアノが力強く流れ出します。いい音楽です。最初の数小節で涙があふれ出てきます。飯島さん、最高!私もこのように心に染み入るメロディーを、まだまだ作り出したいと思っています。何せ、人生100までですから。私にはまた仲間ができました。その仲間といっしょにいる限り、また新しい歌を生み出せると思います。そんな思いも含めて、最初から涙です。
 やがて、ちょっぴり寅さんっぽい葵登場!「あおいー!」毎回、かける私のエール。彼は、いつもこの声を聞くと「あ、また来てるな。」と思うんだそうです。歌が上手くなっていました。以前は少々地声が強くて、でもそれが魅力でもありましたが、今日はちょっと声が柔らかい。少し間を置いて歌うとこうなることはありますよね。また火の鳥の我王の役柄で鍛えられたのかもしれません。
 マドンナ登場。千代ー、きれい。とても?歳の?持ちとは思えません。ちょっとふっくらとしてきて、それがよけいに可愛く見えます。今日のためにメイクをがんばってくれたのかなあ?歌もね、きれいな声をずーっと引き伸ばしてくれて、もうサービス満点。
 生徒のアンサンブルはこなれていました。これは仕方がないことですけれども、「はじめ」はやはりゴッチに来て欲しかった!だってもう、はじめ=ゴッチでしたものね。ああいう変(?)なのがいなくて、生徒の雰囲気が全員そろっていたのは、きれいでしたが、生徒の個性が薄れていましたね。最初の頃の土井君の素人臭さが鼻についていて、あれって今だに忘れられませんよ。
 山嵐の岡村さん、ちょっと疲れ気味でしたか?または、ファイナル公演、きばってあまり飛ばすと全体にガタが来るんじゃないかと用心されたのかな。日ごろのパワーがちょっと出ていないと感じました。
 多くの観客の超関心の的だった赤シャツの頭、みなさんの期待通りだったのか期待はずれだったのか、私には、寄る年波には勝てないものと映りました。無理も祟りますしね、復活は難しい問題です、誰にとっても。大和田さんは、1年くらい九州の劇場ホールへ出向されるそうです。戻られたら、もちろんまた舞台俳優へ。
 初めて見た人は、やはりお清、荒川さんのインパクトが強烈なようです。「あれ、ええわあ、即ファンになってしもうた。」というおばちゃんの何と多いことか。そうですね。何度見ても笑える。考えてみればこれはすごいことですよね。同じ演技で飽きさせず笑わせるのですから。
 今日は、恵ちゃんも少ーし元気がなかったような…。久しぶりで緊張されたのかな。十八番の菊丸芸者の歌と踊りの迫力が欠けていた気がします。
 青木君の野だいこもなかなかやるじゃないですか。ただいかんせん、青木君の顔と心はピュア過ぎます。野だいこは、私にはどうしても(本当は違うけれども)少々意地悪く意地汚く見える宮本君ですね。そうだそうだ、あのシーン、というかあの衣装、というか裸が抜けているから、いけないんだ。ね、そうですよね。あの芸者遊びのときのふんどし、胸毛姿。どこからか注意が来たらしいですが、観客としては文句はない!
 あと、なつかしい、かわんどの絵美ちゃん、おお、キャスト表を見ると、千葉さんもいるじゃないですか。ごめんなさい、ぎりぎりで劇場に入ったものだから、見る暇がありませんでした。あとは、何人かおそらく私が初めて見ると思う俳優さんたち。ファイナル、ご苦労様、ありがとうございました。
 きっと、前もってミーティングがあって、ファイナルはふだんどおりきちんとやろう、という意思統一があったのかもしれません。ファイナルといって、変にのぼせてはいけないし、テンポアップしてもいけない。最後にいちばんきちんとした劇をお見せするのが、いちばんのお礼になるのでは、とかね。そのためファイナルどんちゃん大騒ぎ(もちろん内面で!)を期待していた、私の目と耳にはおとなしく感じられたのかもしれません。
 ところが、ただ一人、そうは思っていても、ついやってしまう人がいます。言わずと知れた葵君です(笑)。いや、彼とて木石にあらず、やはりファイナル、緊張してどこが悪い。その緊張が少々突っ走りを生む。聞いていて、声が持つかなあと心配しましたよ。以前、話したとき、喉は鍛えられてメチャ強いとは言っていましたが。持ちましたが、ひっくり返りましたね(笑)。動きもときにやたらと大きく、ときに疲れてちょっとこじんまり。でも、このギクシャクとしたところが、私的には葵の魅力。いいなあ、おもしろいなあ。大きくなったなあとひとしきり見とれておりました。突然訪れてきたお清とのやり取りで、声の甲高いこと甲高いこと。ありゃ、まじでやってるな、と大笑いしてしまいました。歌が上手くなめらかになったので、「あnあnあn」の演歌の迫力がそがれたのがちょっと残念ですが、これはあくまでも私的好みの問題ですから、上手くなることはうれしいことに相違ありません。
 今年の夏、愛媛県は異常に暑くなっています。だから、客席はとっても寒い、それくらい俳優さんのために冷房をかけていたようですが、でもでも玉の汗、飛び散る汗、顔一面びっしょりの汗。ファイナル公演、本当にご苦労様でした。ありがとうございました。よく笑いました。よく泣けました。ミュージカルは、おもしろうてやがて悲しき、ものですから、そのとおりで最高でした。加戸知事の「ミュージカル坊っちゃんは愛媛の宝です。」も最高のほめ言葉ですね。この分では、きっとまたいつかリバイバルがある気がします。そのときには、新しい俳優さんにバトンが引き渡されていることだろうと思います。
 最後のあいさつのときに、葵は泣いていました?汗と涙の区別がつかない。言葉がすぐに出なかったのはそのせい?それとも何にも考えていなかった?まあ、何とかなると思ったが、なかなかいい文句が出て来ないので焦ったのかなあ?でも、そのとまどいとも思えるちょっとした時間で、落ち着きを取り戻したようで、ラッキーだったのかな。舞台あいさつのアップの写真を撮ったのだけれども、うーむ、涙か汗か結局分からん。「初めての主役をもらった作品、そしてこの劇場で、みなさんに育てられてもらった。」と感謝の気持ちをいちばん最初に述べていました。そういう率直な葵が、おいらは好きです。葵、25歳。がんばってもっと立派な役者になってくれ。だども、おいらもかみさんも本当は、めちゃくちゃな葵が好きです。
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①とりあえず、この率直な青年の未来を信じてみたい。


②いやあ、美人といっしょに写ると緊張します。


③ね、千代の流し目がきれいでしょう。宮本君、神妙な面持ちをしていますね。「出るとなぜか笑われる」のが、宮本君のいちばんの取り柄だと思いますが、違いますか?


④葵、いつまでも見守っていますからね。あのちひろさんも見つめていますからね。


⑤役者さんとファンクラブの面面と。岡村さん、ファイト!おや、まり子さんにKさんとTさんもいますね。
 (坊っちゃん劇場のブログより)


⑥これも坊っちゃん劇場のブログからですが、産経新聞の記事からです。そうそう、もちろんスタオベしましたよね。そのおかげで、私たち2人がばっちり写っちゃいました。どれか分かりますね。残念、ケシコはちょびっとだけ。


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 このあと、劇場のエントランスで三々五々の別れとなりました。楽しかったねえ、なんでこんなに楽しいのかなあ?今年は、2回目ですから少し落ち着いていますが、それでも罰が当たりそうなくらい楽しいひとときでした。心通う人間の集まりほど楽しいものはありませんね。昨年度は、それに付け加えて、夢のような、まるで雲の上を歩いているような気分の2日間だったことも忘れられません。
 さて、みなさん、来年はどうします?また、愛媛か。ぜひ、関西でという声もあります。思い切って両方で?それから、世代をもっと上へ伸ばして、という要望もありますね。まさに、飛べよ鳩、広がれ歌のつながり、です。

 最後にお願い。この2日間、もっともっといろんなことがありました。参加者によってもさまざまな思いがあったと思います。どうか、それを書いてください。読んだ方も返事をしてあげてください。私のことば以上に、みなさんが他のみなさんのことばを聞きたがっています。それには、一人一人がことばを書くことから始まります。私が疲れてくじけそうになると、誰かがいつも言ってくれます。「細くてもいいから長く続けて。」そのことばを励みにがんばります。くじけそうになっても絶対にくじけません。ただ、ときどきちょっとだけ助けてね。
 



2008年07月30日 Posted byPoppo at 21:48 │Comments(7)

この記事へのコメント
そうですよ~客席にいるときはガン観してますからね~(^m^)
Posted by ちひろ at 2008年07月31日 14:11
ポッポさん,ファブちゃん,ケシちゃん,お世話をしてくれたみなさん!!
本当にご苦労さまでした。
盛り上がった2日間の様子が手に取るように伝わってきました。昨年の様子を思い出し,その場に行けなかった自分が,ほんとうにくやしい~!
「坊ちゃん」ファイナルも観たかったですね。
先輩たちにもお会いしたかった。パンダさんやチャンさん,ヤタイさんは,どうしてらっしゃるんでしょう?「うたごえサークル」時代のお話も聞きたかった。来年も来てくださいね。
来年は,必ず,行きます!!
Posted by BUN at 2008年08月01日 18:43
ブンさん、夏ばてと風邪でダウンされたまんまかと心配しておりました。
お元気になられたようで良かったですね!
そうですよ~!今年も歌う会は当然ブンさんのコール、司会進行と思って幹事一同安心しきっておりましたから、来られないと聞いて、残念で、困りました。急遽、ファブさんが担当して下さいましたが、いつのまにか、先輩達が、思い出を語り、リクエストを出し、進めて下さっていました。
来年は、また、たくさんの古い、新しい?!顔が揃うといいですね!
Posted by ケシコ at 2008年08月01日 19:50
ちひろさんへ:
ちひろさんは、都会人ですねー。ブログを読んでいると、ときどき、ん?これって何のこと?と立ち止まることがあります。オイラ、田舎人ですから、世の流れに疎くてだめです。
「ガン観」するって、ガンつけて見る、ガンガン見る、じっと集中して穴の開くほど見る、というのは、分かります。しかーし、初めて見ました。それで調べてみました。すると、そもそも読みの段階でつまづいていました。私は(ガンかんする)と読んでいましたが、実際は(ガンみする)というのですね。
ひょっとしたら、ちひろ語かもしれないと思ったのですが、ネット情報で載っているのだから、世間ではけっこう通用しているようですね。こういうの、どこで仕入れるのでしょう?
Posted by Poppo at 2008年08月02日 17:13
BUNちゃんへ:
元気になりましたか?こんなに暑いときには、ちょっとダウンしても、復帰するのに思いもよらず時間がかかると思います。
ま、わたしみたいに遊んだほうが、かえって元気になるものもいますから、ぼちぼち見習いましょう。
そう、今年も盛り上がりました。先輩たちが来てくれたので、一味違っていましたね。しかし、いちばん違っていたのは、やはりBUNちゃんがいなかったことですね。ひとことで言うならば、えー、本来ならば、メスのシャモがもう一羽いたはずなんですがー、ってとこですか(笑)。
ファブはねー、もう往年のこわさはないのです。あのキムチをびびらせたにらみと捨て台詞はいずこへ?
Posted by Poppo at 2008年08月02日 17:24
 みなさん、おはようぼざいます。ちょっと忙しくしています。今日はこれから、兵庫県多可町まで、渡部徹さんの我王の「火の鳥」を見に行ってきます。もとは葵我王でしたが、急きょ変更になったそうです。

【お知らせ】
 2008夏の集まりの写真を、ヤフー・フォトに入れました。IDとパスワードは今までどおりです。ご存知ない方には、またお知らせしますが、メールアドレスが分からないと送れないので、私の方へメールを入れてください。もし、原画のサイズが入用のものがありましたら、お知らせください。
Posted by Poppo at 2008年08月03日 07:38
ぷぷぷぷっ!!(* ̄m ̄)ノ彡_☆ばんばん!
ポッポさん、角が取れて人間が丸くなった、とでもいってくださりませ。

ブンちゃ~ん、コールと司会進行はブンちゃんじゃないと駄目です~。
コールしようにも、コピー文字が読めなくって、プリントや歌集を持って腕を伸ばしたり縮めたり、曲を歌い始めても、エ~っと、どんな曲だったっけこれは?・・・・って、思い出すのにも時間がかかったりで、情けない。
(・・。)ゞ テヘ
次回は体調整えて、必ず参加してくださいね♪
Posted by fave at 2008年08月03日 16:43
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